2014年8月14日 木曜日
休日登山 雲取山
久々に連休をいただき、今回は東京都の最高峰雲取山に登ります
標高2017m、奥秩父の山々で最東端に位置し、東京都、山梨、埼玉の県境にあります。
人里離れた奥多摩の静かな夜明けとともに、雲取山鴨沢コースを登り始めます

多摩地域では森林の約6割が人工林であり雲取山も標高1500m付近まで、密な杉林が続きます
杉林のほの暗さの中、程よい上り坂を歩きます


登り始めの山道(林道)、くまに注意の看板でビクビク歌を歌います

林道といえども野生の生き物の気配を所々で感じます。
本来であれば動物たちの棲み処、昔は人の立ち入ることのできない豊かさと厳しさの混じる深い森だったのかもしれません。(登山道わきにある石で造られた小さな社に手を合わせます)
人の営みが山を変えてしまったのだなあといろいろ考えます、、、
それにしても平らなところが少ない、2時間近くのぼりが続きます。
ようやく休めるところにたどり着きちょっと一休み
周りを見ると4m近くに伸びたアセビの群落が広がっています。現場では低木として使いますが、森の環境で周囲の木々と競争しているように伸びています。

1500m付近ブナの大木の中、イヌシデ、ハウチワカエデなどの落葉樹の森に変わりました
明るい緑色に緊張感が和らぎます

ここからブナ坂に入ります
まだまだ中間地点、、、


マルバダケブキの群生 7、8月に黄色い花を咲かせます
もう少しかな

周囲2000m級の山並みを一望します。
遠くには富士山、登り始めて3時間足の疲労感を山々が吹き飛ばしてくれます。
まだまだ道は続いてますが、、、

ぼろぼろになった足を手で持ち上げ最後の坂を上ると頂上、奥秩父の山々が見えていきます
果てしなく果てしなく続いています。(まだまだ先がある、、、)
山登りは6年前から始めました、歩くたびに山道を歩く大変さを感じます
初めて上った山は無謀にも北穂高でした
目の前に頂上が見えているのに、歩いても歩いてもたどり着けない
登ったかと思ったら、また下り、下ったらそれ以上に上らなくてはならず、泣きたくなったことは忘れません
でも石に張り付いた苔や斜面にしがみつく木々、厳しい環境の中イキイキと生きる植物から訳も分からずに
元気をもらいました
何より、都会(日常)では見られない圧倒的な自然が体の疲れをふきとばしてくれました
涸沢で見たまぶしいほどの星空、ため息が出るほどきれいだった天の川、流れ星もあきるほど数えました
夜の明るさを感じた貴重な体験です
以来つらいとわかっていても、つらい以上の楽しみを知ってしまい、のぼり続けています
日々の事も、登山に重ね一歩一歩と歩きます
「青雲万里の心」6年前も今も変わらない気持ちです
標高2017m、奥秩父の山々で最東端に位置し、東京都、山梨、埼玉の県境にあります。
人里離れた奥多摩の静かな夜明けとともに、雲取山鴨沢コースを登り始めます
多摩地域では森林の約6割が人工林であり雲取山も標高1500m付近まで、密な杉林が続きます
杉林のほの暗さの中、程よい上り坂を歩きます
登り始めの山道(林道)、くまに注意の看板でビクビク歌を歌います
林道といえども野生の生き物の気配を所々で感じます。
本来であれば動物たちの棲み処、昔は人の立ち入ることのできない豊かさと厳しさの混じる深い森だったのかもしれません。(登山道わきにある石で造られた小さな社に手を合わせます)
人の営みが山を変えてしまったのだなあといろいろ考えます、、、
それにしても平らなところが少ない、2時間近くのぼりが続きます。
ようやく休めるところにたどり着きちょっと一休み
周りを見ると4m近くに伸びたアセビの群落が広がっています。現場では低木として使いますが、森の環境で周囲の木々と競争しているように伸びています。
1500m付近ブナの大木の中、イヌシデ、ハウチワカエデなどの落葉樹の森に変わりました
明るい緑色に緊張感が和らぎます
ここからブナ坂に入ります
まだまだ中間地点、、、
マルバダケブキの群生 7、8月に黄色い花を咲かせます
もう少しかな
周囲2000m級の山並みを一望します。
遠くには富士山、登り始めて3時間足の疲労感を山々が吹き飛ばしてくれます。
まだまだ道は続いてますが、、、
ぼろぼろになった足を手で持ち上げ最後の坂を上ると頂上、奥秩父の山々が見えていきます
果てしなく果てしなく続いています。(まだまだ先がある、、、)
山登りは6年前から始めました、歩くたびに山道を歩く大変さを感じます
初めて上った山は無謀にも北穂高でした
目の前に頂上が見えているのに、歩いても歩いてもたどり着けない
登ったかと思ったら、また下り、下ったらそれ以上に上らなくてはならず、泣きたくなったことは忘れません
でも石に張り付いた苔や斜面にしがみつく木々、厳しい環境の中イキイキと生きる植物から訳も分からずに
元気をもらいました
何より、都会(日常)では見られない圧倒的な自然が体の疲れをふきとばしてくれました
涸沢で見たまぶしいほどの星空、ため息が出るほどきれいだった天の川、流れ星もあきるほど数えました
夜の明るさを感じた貴重な体験です
以来つらいとわかっていても、つらい以上の楽しみを知ってしまい、のぼり続けています
日々の事も、登山に重ね一歩一歩と歩きます
「青雲万里の心」6年前も今も変わらない気持ちです
投稿者 株式会社高田造園設計事務所