竹内

2014年9月21日 日曜日

自然農・落花生収穫

今まで気が付かなかった視点に気が付いたとき、一気に道は開ける気がします

親方は山梨から帰ってきてから、目をギラギラさせながら気脈と水脈について熱く語ります
大地が呼吸していること、水脈の重要性、昨今起きている土砂崩れの原因、、、庭の世界をゆうに超えている話だけれどすべてはつながっているようです



今年から始めた高田農場も山梨の自然農畑を見本に水路を畑の周りに走らせ、畝の間に縦穴を掘り、表土は雑草で覆うなどの改良をし冬の作付けを始めました
縦穴は土中の呼吸穴となり固く貧弱な土壌に十分な酸素をあたえ、虫たちの住みかにもなります
虫がたくさんいることはきっとその土地が元気な証拠、たくさんの生き物が生きられるかけがえのない環境なのです



グランドカバーの雑草は豪雨から表土の流出を防ぎます
近年、異常気象で雨の降り方は激しく変わってきました、植え付けした種が流れないように、また強い日差しから土の乾燥を防ぐ役割があります。(水は加速度が付くと悪さをすると親方は言います)

ある本に雑草は地球のカサブタであると書いてありました
日本なら土をむき出しにしておくと瞬く間に雑草が繁茂します。どうして雑草が生えるのか、貧弱で固い土壌に木を植えても、作物の種をまいても健全には育たないでしょう。ところが雑草は何もせずとも生えて生活することができます(不思議...)
雑草はぐんと土に根をさしその根から、アミノ酸や糖質、ビタミンなどたくさんの物質を出します
このたくさんの物質に土壌中の微生物たちが集まりその死骸が土壌の有機物となるのです。雑草の根も枯死すると有機物となり、土中の気脈、水脈にもなります
また微生物を目当てにみみずなどの小さな生き物があつまり増えていきます。土壌はますます生き物で賑やかになり、豊かになります。
と考えると、不毛な土を良くするために雑草は生えているのかもしれません
雑草が生えるから除草剤をまくのではなく、どうして雑草が生えるのかを考えると雑草の見方が変わってきます
雑草は人が手を付け弱くなってしまった地力を回復するために、地球がつくるカサブタなのかもしれません

親方が山梨で出会った気脈。水脈の考え方も大地が呼吸し、生きているということを教えてくれました
あちこちで起きている土砂崩れの原因もこの考えでの土木工事、土地開発であれば防げたかもしれません
(この考えは「未来につながる希望だ」と思います)
自然農の畑は雑草と共存させながら作物を育てます、雑草の力で土を改善し、極端な気候の変動にも強い畑に変わりつつあります



今回は落花生の収穫
茂った雑草の中でも落花生はできるのか...



(収穫はみんな嬉しいです、ついついはしゃいでしまいます)




初めての落花生、大収穫となりました



しっかりとしたツルの先に大きな落花生がぎっしり(母親と胎児とをつなぐへその緒のようなつる)
不思議な発見です




根っこにはたくさんの根粒菌が見られます

収穫後の落花生の畝はふかふかの土になっていました
植物の力で土は確実に良くなってきています

近々の話ですがこの高田農場に山小屋が建つ予定です
10坪ほどの小さな小屋で、自分たちで火をおこし、食事、お風呂焚き、薪を使った暖房、最低限のエネルギーで自然の中での生活体験ができます.(一般の方にも利用できる小屋にする予定です)
小屋の材料は古民家を解体して出た材木の再利用で作ります

現在、親方監督のもと設計中です(山小屋、笠森観音などのかけ造を見たり、素人でも作れそうな田舎暮らしの本を読んだり、あれやこれやと頭を悩ませています)
この小屋では自然生活体験だけでなく、自然の事、食の事、住環境の事、世代関係なく集まり、語りの場となればと考えています
自然の中、大地の呼吸に耳をすませるそんなひと時を刻めればと思います























投稿者 竹内