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2014年10月20日 月曜日

高津戸ダーチャ進行状況

あれよあれよという間に、すっかり秋も深まってまいりました
今年、事務所の柿はいつにも増したくさんの実をたわわにつけ,
冬になる前の景色に賑わいをもたらせています
(柿渋のにおいを思い出します)

高津戸ダーチャ設計計画が始まり1か月がたちました

山のどこに小屋を建てるのか、自然農畑の配置拡張計画、林内の散策路、小屋の材料、構造、暖房、お風呂、トイレ、、、近頃頭に浮かべる事といえば『ダーチャ』
まさに、ダーチャと共に日々過ごしているような(もちろん他の事もやっているのですが、なんとなく考えてしまう)

笠森観音に行き構造を学んで、北海道のチセから寒さをしのぐ地熱利用を知り、山小屋生活の本を読み漁り、やりたい事のイメージがかたまり、鉛筆を走らせます


高津戸ダーチャ地図



赤い屋根が計画中の山小屋



敷地は急な下り斜面、もとの地形を壊さぬように基礎は独立にたてます
土地を造成することはその場の環境を変え、そこに住む生き物たちの棲み処を奪うこと
自然の中では私たち(人)の方が新参者、木々や周りの生き物たちに遠慮しなくては、、



木造の小屋は朽ちた時に自然に土に帰ります
骨組みとなる構造体は古民家解体の時にでた材料の再利用です

"あるものを使う"
立派な材料をわざわざ買うことはしません
ある材料をうまく使っていきます
使い古された材料は何にも変えがたい風格があります
昔の古民家の材料はどれもしっかりしています、磨けば光り、まだまだ何十年も使えそうなものばかりです
家を何代も住み継ごうという強い意志が木材から伝わってきます



周囲の緑と調和するように。
お風呂はドラム缶?五右衛門風呂?
自分たちで薪に火をつけお湯を沸かします
お風呂の水を沸かすにはどれだけかかるだろうか



立面図



暖房は薪ストーブ
(オンドルやペチカ世界の暖房設備はすごい)
土間が板張りのため薪ストーブの煙突の熱に頼ることにしました



内観イメージ
これから本棚やテーブル、使いながら育ててゆきます



奥の部屋は女性も一緒に泊まれるよう仕切りを設けます
仕切りを取り払えば一部屋になり夜は皆の語りの場となります

水場も作り自然農畑から収穫した野菜を洗い薪ストーブやロケットストーブを使って調理します
小屋の大まかな設計案です。
これからまた、使い方や居心地などを考慮し煮詰めてゆきます
間も無く、お馴染み川上工務店によって建て始めます

そして自然農畑の今は、、、



秋の植え付けをしてから2か月近くたった自然農畑

無施肥にもかかわらず葉の威勢の良さに驚かされます。
茎も葉もしっかりしているため台風にも負けませんでした

雑草マルチもすっかり畝に馴染み、しっかり土壌の保湿、表土保護の役をなしています
日々大きくなるため、間引きを兼ねた収穫をしても十分な量です
この畑から野菜をとりご飯を作ります、肥料に頼らず、大地の力(地中の小さな生き物も)のみでできた野菜たち

命が命を育み、その命がまた他の命をつなぐ

自分が大きな自然の環の中の一部であることを心から感じる土地となりつつあります