大平

2020年11月22日 日曜日

いすみ竹炭研究会さんの月例イベント

はじめまして。新入社員の大平と申します。
入社2か月足らずではありますが、これから時よりブログを書かせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

先日、高田造園が日ごろより大変お世話になっているいすみ竹炭研究会さんの月例イベントに参加してまいりました。

高田造園では、ほぼ毎日竹炭を使用します。荒れた土地に撒いたり、実生のベッドに使ったり...竹炭の複雑な多孔質構造が、いきものたちの営みを支えてくれるからです(詳しくは地球守Youtubeチャンネルなどをご参照くださいませ)。
特にいすみ竹炭研究会さんが作る竹炭は、柔らかくて土地に馴染みやすいです。しかも、常に一定の品質が保たれています。
そして何より、日々竹と向き合われているメンバーさん達の愛情と熱意がたっぷりです。
そのようなわけで、高田造園ではいすみ竹炭研究会さんの竹炭を愛用させていただいております。

今回参加したイベントではそんな竹炭のあれやこれやを、やはり愛情と熱意たっぷりに教えていただきました。
いすみ竹炭研究会さんは、ただ竹炭を作ることを目的に活動しているのではありません。竹林に入り、竹炭を作り、竹炭をいろいろな人に使ってもらい、また竹林に入る...その循環のなかで、目的を達成されています。
その素晴らしさや意義は、とても私の言葉では表現しきれません。いすみ竹炭研究会さんに直接お伺いいただけると幸いです。
https://www.isumitikutan.org/



竹を燃やす。自分も燃えているのではと錯覚するほどの熱さです。





消火のため水を浴びた竹炭はとても美しく、メンバーさんのお言葉を借りると「ブラックダイヤモンド」です。



2年ほど前に、高田造園らが整備に協力した竹林です。竹本来の、凛とした佇まいを感じます。一見では分かりづらいですが、大地の呼吸(空気と水の流れ)を保つための造作が随所になされています。
大地の呼吸が健全な場所では、竹は暴れないようです。



造作跡には、実生がたくさん。入社してまもない私にとって、普段高田造園で行っている造作の意味を実感する良い機会になりました。



こちらは未整備の竹林。先ほどの写真に写っていた場所も、このようだったそうです。


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私は入社前、大学院で土と植物の関係を研究していました。
父の影響で自然が好きになり、好きなもののことを知りたい一心で自然科学の研究者を目指していました。しかし研究対象として自然に向き合うほどに、その複雑さに直面し、
「自分が頭で考えて切り取ったデータは、ほんの一面でしかない」ことを思い知らされました。
考えるほどに真実から離れるように感じ、周囲からどんなに励まされても、私は自分のデータで論文を書くことができませんでした。
研究では自然を理解することができない(私の場合はでして、研究で自然を読み解くことのできる素晴らしい方々はたくさんいます)と気が付き、別の道を探していたときに高田造園に出会いました。
そして業務を通して、自然を体感し、慈しみ、楽しむ、たくさんの方々に出会えました。


「竹林整備は大変だけど楽しいから、毎日明日が楽しみなんだ」
いすみ竹炭研究会発起人・西澤さんのお言葉です。

このような明るい皆様に囲まれ、共に自然に向き合える日々に感謝しております。
至らぬ点も多々あるかと思いますが、今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

大平

投稿者 株式会社高田造園設計事務所

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