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2016年1月18日 月曜日

初詣

 明けましておめでとうございます。
ブログをお楽しみの皆様はいかがおすごしでしたでしょうか?

年を新たに今年は早くも梅の蕾が膨らみ、暖冬を実感しておりましたが ・ ・ ・ 仕事始めの天気はいきなりの雪でした。

高田造園での仕事始めは土気山からのスタートで、社員や兄弟子である文造園事務所の方々と今年の仕事の安全や事故・怪我が無いように皆で新年のお祝いをしました。

正月休みはそれぞれに出かけた話等が話題となり緩やかなスタートとなりました。

高田社長の影響を受けてか皆、山や自然の残る所に出かけている者が多かった様に思いました。

私もその内の一人で、初詣を兼ねて鎌倉山に行ってきました。

鎌倉山は山という地名がついていますが標高100メートル程の丘陵です。



鎌倉には数々の歴史ある寺院や神社があるだけではなく海や山もあり自然が残されているのも鎌倉の魅力の一つでもあります。
中でも鎌倉の北、東、西の3方を囲む峰々を歩くハイキングコースでは自然だけでなく歴史や文化も楽しめる所でもあります。

数あるハイキングコースの中で私が選んだのは大仏ハイキングコースです。
長谷から大仏の裏手を通り、北鎌倉まで1時間程の旅です。
ハイキングコース内には鎌倉大仏、銭洗い弁天、源氏山公園等の名所を通り瑞泉寺を経由して北鎌倉の駅に到着するコースです。
ちょうど地図上の緑色のコースです。
途中枝別れしているのは化粧坂の切り通しコースで、谷戸地形にたたずむ海蔵寺を巡るコースです。


化粧坂切り通しコースの写真です。

ハイキングコースと言ってもかなりの起伏のある地形で谷から上を見上げると鎌倉特有の凝灰岩質の上にできたわずかな腐植層を支えている植物の様子がみれます。
実際に以前鎌倉で仕事をさせて貰ったお客様のお宅でもすぐに砂岩層が出てきたのを思い出します。



ハイキングコースの中にはこのような道が他にもあり鎌倉七口と呼ばれ3方を山に囲まれた陸路の入り口を指す名数とされています。

この七口以外にも浄智寺側の登山口の急な石段等低山とはいえ、かなりの急斜面を登る事も多く、まさに天然の要塞といえる山を登りたまに尾根から見える景色はなかなか格別なものでした。



ハイキングコースの林内ではツバキ林等の照葉樹等が冬の枯れ葉の景色を潤わせてくれます。



源氏山山頂を超え中腹を過ぎると鎌倉5名水の一つ銭洗い弁天宇賀福神社に到着です。

この他にも源氏山麓には10井の一つでもあり豊かな水をたたえる水の寺として知られる海蔵寺等、海に近いこの地域において昔からよい水には恵まれておらずこの切り立った山の麓から湧き出る美味しい水を10井と呼び綺麗な泉を5名水としたものです。

5名水に関しては鎌倉アルプス麓に位置していた建長寺にあった2つの名水がなくなっていて朝比奈切り通しにある梶原太刀洗い水の他
名越切り通しにある日蓮乞い水の3つとなってしまいました。
建長寺にあった不老水については解りませんが金龍水に関しては道路の拡張工事によって潰された様です。

現在も鎌倉では鶴岡八幡宮から鎌倉駅まで続く参道の工事が続いているのが目に留まりました。



 既存に植わっていた桜は一部は平家池に移植したようだが、長い間そこで景観を潤わしていた桜達がこの場に居れなくなってしまったのはなんとも残念な事です。

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2016年1月 8日 金曜日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

私、昨年末に入社いたしました上木と申します。
どうぞ宜しくお願いいたします。

私事で申し訳ございませんが、少し自己紹介させて頂こうと思います。

年齢は36歳、妻一人子一人の3人家族でございます。
これまで造園業とは無関係のサラリーマンをしており、かなりのオールドルーキーです。
高田造園の門を叩いた理由は、自然と共にやりがいのある仕事に就きたい!という理由から
年齢、条件的にも厳しいながら社長にお願いし、入社させて頂きました。
ゼロからの出発、これから一生懸命勉強してまいりますので宜しくお願いいたします。

さて2016年も早一週間が過ぎてしまいましたが、皆様はどのような新年を迎えられたでしょうか?

私は、昨年末に千葉県に引っ越してまいりました。
初めての関東での年末年始を経験いたしましたので、その一部をご紹介させて頂きます。


成田山新勝寺

元旦に初詣に行きました。
すごい人で参拝するだけでへとへとになってしまいました。

成田山にある、御本尊不動明王を敬刻開眼されたのは弘法大師という事を聞き
四国出身の私は、親近感を覚えました。
またこのように、多くの参拝者が訪れるのには市川團十郎(歌舞伎)が大きくかかわっているようです。
その為、市川家は歌舞伎中 成田家!と呼ばれております。
その他色々と見たい所はございましたが、あまりの人の多さに断念し帰宅いたしました。


日光東照宮

参拝者の方も少し落ち着いた1月5日に、日光東照宮を訪れました。
平成の大修理真っ最中という事もあり、足場が組まれていたり全景を見る事は出来ませんでしたが
細部の細工の細やかさや、他ではあまり見られない色使い他、数多くの感動を頂きました。


見ざる聞かざる言わざる


宮内唯一の野菜の彫刻(なすび)


眠り猫

この他にも見どころ沢山の東照宮でした。
私が感じた事は、江戸時代は私が思うより自由でユーモアのある
色々な意味で豊かな社会だったのかな、と感じました。

日本史でも稀な、約250年間大きな戦が無い時代が人々に数多くの
文化を生み出させたのではないでしょうか?
今、中東で戦争があり数多くの文化遺産が破壊されていると聞きます
一度破壊してしまうと二度と元には戻りません。
とても残念な事です。

以上にて私のお正月ご紹介を、終わらせて頂きます。

これからも色々な文化や、自然に触れ、私自身の五感を豊かにし
造園活動に活かせていけたらと思います。

これかもどうぞ宜しくお願いいたします。

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