他のカテゴリーの最新記事 |
|
| |
メニューページへ戻る |
| 季節の庭めぐり |
 |
■東福寺方丈南庭 (平成19年1月撮影) 
重森三玲作庭、大変に迫力のある石組で、長大な伏石の扱いに、何度訪れても斬新な感動を覚えます。
|
| |
■東福寺方丈北庭 (平成19年1月撮影) 
同じく重森三玲作庭です。敷石と苔によって市松模様を形作り、現代的なシャープな造形を生み出しています。
|
| |
■東福寺塔頭 光明院 (平成19年1月撮影) 
私にとってこの庭は、重森三玲の芸術性や天才性を最も強く感じさせられます。三尊石組を中心にした数々の直線状の石組配列を、座敷にいて感じさせない巧みさ、室内各視点を計算しつくし、全ての視点から完成された迫力と造形を作り出している点など、あまりの見事さに何度見ても敬虔な思いにさせられます。
|
| |
■銀閣寺の池泉庭と東求堂 (平成19年1月撮影) 
石組護岸が最も洗練された様相を見せる室町、東山時代、代表的な名園がこの銀閣寺庭園でしょう。立石と伏石の巧みな扱いや、計算された地割の美しさ、そして奥に建物は国宝書院、東求堂です。草庵茶室の源がこの建物です。茶に代表される日本文化の源流、その一つがここにあります。
|
| |
■MOA美術館茶苑 一白庵の庭 (平成18年12月撮影) 
広大な庭園を大胆かつシンプルに構成しています。モミジ林の下は一面のオカメザザ、そして大和系石燈籠の名品一基と大振りの自然石蹲踞で、小細工なしにずばりと景色を引き締めていました。
|
| |
■MOA美術館茶苑 一白庵茶室前 (平成18年12月撮影) 
モミジの巨木群の林床、アセビ等の常緑中低木で大胆単純に構成された露地。等身大の樹木の英気を感じさせられ、よくあるこじんまりと作られた茶庭とは、その雰囲気を全く異にしていました。
|
|
■詩仙堂雪化粧 (平成18年1月撮影) 
京都洛北の山中に残る詩仙堂には、江戸時代初期の文人 石川丈山の晩年の自然観と美意識が結集されているように感じます。
この日は大雪舞う静寂の中、座敷に居て鹿おどしの音のみがどこからか聞こえてきました。
写真右が詩仙の間、簡素な庭が周囲の山の景色を更に引き立て、座敷の中に取り込んでいました。
|
| |
■曼殊院雪化粧 (平成18年1月撮影) 
比叡山の麓、洛北の山中に曼殊院はあります。
豪雪の中、山中の景は更に奥深く埋もれつつも、石橋添えの巨石が力強く、一人自然の猛威に立ちはだかるように孤高の姿を見せていました。
江戸時代初期の特徴顕著な名園です。
|
| |
■東京都 清澄庭園1 大池泉に浮かぶ島々の景 (平成17年10月撮影) 
隅田川の水を引き入れてつくられた大池泉には3島が配され、変化のある景をつくっております。
写真左の岬は鶴島、正面には中ノ島を望みます。
この庭園は明治初期、三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎によって整備されました。岬先端の岩島や入り江のラインが交差し、雄大で変化あふれる池泉の景を作っています。 |
| |
■清澄庭園2 池泉畔に佇む涼亭 (平成17年10月撮影) 
池泉に突き出して佇む数寄屋造りの現在の涼亭。
岩崎の時代、かつては国賓の接待のために建てられました。
現在の涼亭は1985年の再建です。
明治の当初弥太郎は、政府の高官や外国人との交際は、欧米人のように自邸に招いて行うのがよいと考えたようです。
|
| |
■東京都 清澄庭園3 大磯渡りの景 (平成17年10月撮影) 
この庭園には巨岩怪石、豊富な種類の庭石が配されています。
庭園が作られた当初は、三菱の海運事業の全盛期で、弥太郎は自社の船を用いて全国の巨石、銘石をこの庭に運び込みました。
有名な大磯渡りの巨石も当時のもので、水辺の景をさらに雄大かつ面白くしています。 |
| |
■依水園 水字池と東大寺南大門の借景水園 (平成17年6月撮影) 
とても雄大な借景庭園、依水園は奈良公園の隣に
位置します。借景の建物は世界遺産国宝の東大寺
南大門、その奥に若草山、世界遺産の三笠山と続き
ます。園内の芝生の築山が借景の若草山に続くよう
な、非常に巧みな構成です。南大門までが庭の一部
と感じさせる、大変伸びやかな名園でした。 |
| |
■依水園 菖蒲と渡り石 (平成17年6月撮影) 
水際の菖蒲は初夏をさわやかに彩ります。繊細で
やさしげな葉はそよ風になびき、そのところどころ
に美しい蝶の舞いのように花弁が揺れていました。 |
| |
■浄瑠璃寺 アザミの花と園池の岩島 (平成17年6月撮影) 
この浄土式庭園の歴史は平安時代にさかのぼ
ります。山中の境内には東に三重塔、西に
平安時代建立の国宝九体阿弥陀堂がそれぞれ
周囲の景色に非常に素敵に溶け込み、まさに
浄土を感じさせられます。平安当時の作風に
もれず、少ない石組が効果的に景を引き締め、
なだらかなラインとやさしげな作為が、悠久
の自然に溶け込み、長年の後の時代にもこう
して見るものの心を洗い続けるようです。 |
| |
■小石川後楽園のカキツバタ (平成16年5月撮影) 
小石川後楽園は江戸期を代表する大名庭園の一つで、水戸徳川家初代藩主頼房によって造営に着手され、2代目光圀によって後楽園と命名されました。菖蒲の時期にはまだ早い5月初旬、菖蒲園にはカキツバタが点々と咲き始めていました。6月になるとこれに変わって菖蒲が咲き誇ることでしょう。カキツバタのような水辺の植物には八つ橋が風景によく溶け込みます。 |
| |
■茶室「光華」 (平成16年4月撮影)
東京都庭園美術館の庭に茶室「光華」はあります。新緑まぶしい4月の日曜日、日本建築研究会のお茶会に招かれ、ここを訪れました。茶室「光華」は旧朝香宮殿邸宅の一部として、昭和初期に立てられました。設計は茶匠中川是足庵、大工棟梁は平田雅哉によるもので、建築から70年もの間、大切に維持管理されてきました。
写真右側の立礼席と広間が接続し、やや独立した形で4畳半の小間席があります。ガラスの窓を非常に多用した点など随所にモダンな特色があり、周囲の緑を最大限に室内に取り込んでいます。庭園は江戸後期の回遊式庭園の特徴を有し、小間脇の流れは明治時代の作庭家「植治」の影響が偲ばれました。風流で粋な昭和初期の雰囲気を感じながら、春の茶会を満喫した1日でした。 |
| |
■靖国神社 神池の石橋 (平成16年4月撮影)
靖国神社内苑に神池を中心とした庭園があります。庭園の完成は明治初期、江戸期の大名屋敷を解体した際に出た庭石を用いて作られた形跡があります。昭和30年代に神苑内に2つの茶室が建てられたのに伴い、庭園の一部が改修されました。平成12年には茶室の改修及び、日本庭園研究会によって40年ぶりに改修いたしました。池泉回遊式庭園の岩島や護岸石組みの美しさは必ずといってよいほど、訪れる人の足を止めます。この石橋はおそらく江戸時代にどこかの大名屋敷の庭園に配されていたと思われますが、長さ6m27cmほどあります。一つの石で作られた直線の切石橋としては日本一の長さであることが分かりました。これに次ぐものとしては桂離宮庭園内のものが長さ5m99cmとなります。 |