竹垣や土壁に土、竹、木といった本物の自然素材を工夫して用い、住環境に素朴で無垢な自然素材を。

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造園施工
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造園施工 土壁、壁泉、流れの庭

よい庭は設計図面だけでは決して完成しません。作り手が工夫し、施主家族と想いを共にして創作すること、私たちはそれを最も大切に考えております。
庭作りは単なるデザインではなく、工夫と創作意欲の積み重ねです。図面だけで作られた創作心のない庭は、見た目はきれいでもすぐに飽きられてしまうのではないでしょうか。
そして、形式や格式にとらわれない創作活動こそ、愛される庭を育みます。
今の時代、庭に求められるものは何か、その家族にとってのよい庭とは何か、そんな事を常に考えながら、新たな庭をこれからも模索していきます。

里山の小川 
【千葉県佐倉市Y氏邸 平成20年3月2期工事終了】 

古い水瓶から湧き出す雨水が、小川の水源となって流れ落ちていきます。

雑木の下を野川が走り、土橋や木橋がそれを渡ります。

小川を渡る沢飛び石の景

小川の上流側から見た土橋越しの庭の景

家屋デッキ側から水生植物鉢越しに見た庭の景。柔らかな木洩れ日とせせらぎの音が庭を独特の雰囲気に包み込みます。

土壁水栓の小庭 
【千葉市緑区I氏邸 平成20年2月施工】 

庭の全景。狭い庭をすっきりとまとめ、園路や植栽で奥行きを強調しました。

レンガと土壁のどっしりとした水栓の景

ウッドデッキから樹木越しに水栓が見え隠れします。

水栓の壁は厚みをとって重量感を出しました。滑らかな曲線が心地よい重みを感じさせます。

雑木林の下の泉 
【千葉県印旛郡T氏邸 平成19年8月、一期工事終了】 

庭に潤いをもたらすために設けたデッキ前の壁泉周辺を子供の水遊び場としました。水鉢の底からは雨水タンクに溜めた雨水が湧き出す仕組みとしました。

角度を斜めに振ったデッキから水辺へ伝う。壁泉は白御影自然石に煉瓦壁を埋め込んでみました。相性のよい素材の組み合わせが独特の雰囲気を作ります。

庭を回遊する時、必ずこの水辺を渡ります。この家にはマーヤちゃんという6歳になる女の子がいました。マーヤちゃんは夏休み、いつもデッキに出て庭造りを楽しみに眺めていました。マーヤちゃんはこの泉を「トトロの森の泉」と言いました。

水辺で遊ぶマーヤちゃん。
泉が完成するとズボンをびしょぬれにして遊んでくれました。この子に楽しんでもらいたい一心でこの泉を作りました。設計段階ではここまでやるつもりはなかったのですが・・。かわいい子供には敵いません。

南房総の庭 
【千葉県南房総市T氏邸 平成19年7月竣工】 

南房総280坪の土地と中古のログハウスを入手し、いよいよ第2の人生を歩まれようとされるご夫妻の庭造りでした。
創作ポストスタンドは御影石と現地の粘土を用いた土壁で、総重量1tあります。ログハウスのボリューム感に負けないポストが玄関前の景色をまとめました。

玄関前の景。工事途中の植栽後、施主はこの庭を「海抜60mにそよぐ高原の風」と名づけられました。家と土地の風景を引き立て、調和させるための造作こそ、庭造りの基本です。

広い庭はシンプルに、そして、家も庭もずっと昔からそこにあったように落ち着かせること、それもよい庭作りのための大切な心構えの一つと思います。

山際の湧き処理や表面排水を兼ねた流れを作りました。川底は現地の粘土をつき固めております。流れ左側には菜園につながり、土橋や木橋を渡っ家と菜園を行き来します。

土橋周辺の景。栗の自然木を手斧で削って橋の縁とし、そして現地の粘土を叩き固めて土橋を作りました。人工的な素材は素朴な庭にはふさわしくありません。自然の素材をいかに使いこなすか、その工夫の果てに味わいが生まれます。

子供と共に育つ庭、施工後3年目 
【千葉県習志野市 M氏邸】 

設計中に誕生した施主の子供も既に2歳になりました。子供の目の高さを想定してつくったこの庭も間もなく2歳を迎えます。小さな森と漆喰で作った壁泉、そして森を巡る小道も落ち着きを増した樹木の中に更に溶け込んできました。

庭の入口付近。駐車スペースに張り出すリョウブの木の成長が楽しみです。数年後は道路に大きな木陰を作り、樹木の枝越しに見る家は風格を増すことでしょう。

わずかなスペースだからこそ、細かな細工を施し、工夫を凝らして庭をまとめます。常にその場にあった庭を創作する努力、それをやめたら、庭作りの楽しみもなくなることでしょう。
【千葉市花見川区 T氏邸】
ウッドデッキ前に円形の石張りテラスを作り、そして土壁の壁泉と水生植物鉢を中心に、家庭菜園、落葉ヤードを使いやすくコンパクトにまとめました。厚みのある土の壁はそれだけで潤いを感じます。

【千葉市花見川区 T氏邸】
リビング正面の土壁水栓は、菜園とテラスを区切り、庭の統一を図る空間的な役割を考慮して配しました。

【千葉市花見川区 T氏邸】
施工後1ヶ月もすると木洩れ日の下に全てが共鳴し、調和のリズムを奏で始めます。土壁水栓など、その形状やボリュームは庭全体の調和を考えてデザインしなければよい庭にはなりません。光と影と風、全ては造園デザインの大切な要素で、これを計算しつつデザインすることで四季を通して居心地のよい庭が生まれます。

【千葉県成田市 S氏邸】
(2006年7月施工)
現代的にデザインされた和の家にふさわしく、庭をシンプルにリニューアルしました。

【千葉県成田市 S氏邸】
家と調和させた庭のデザインが双方を引き立てあい、調和のリズムを共鳴させはじめる、作庭者冥利に尽きる瞬間です。

【千葉県成田市 S氏邸】
テラスに踊る木洩れ日の表情は、環境作りの作庭を志す私にとって、大切な設計要素の一つです。水鉢は既存のめだか鉢、景色のポイントにしてみました。

【千葉市中央区 W氏邸】
駐車場と庭との仕切りに、2つの土の袖壁を作りました。土はマサ土、藁?、石灰等を配合し、素手で塗り込み、柔らかな温もりを追求しました。

【千葉市中央区 W氏邸】
土壁越しに庭を覗く。落葉樹の木漏れ日踊るウッドデッキの庭です。デッキの素材にはオーストラリアヒノキを無垢のまま用い、木本来の質感を生かしました。

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