松下

2017年4月 7日 金曜日

はじめまして、ご挨拶。

はじめまして。
今年度から高田造園設計事務所に入社いたしました
松下と申します。

私はつい先月まで関西で同じく造園業の会社で
働いておりました。

すでに入社して1週間が経とうとしておりますが、
毎日新鮮な経験をさせていただいております。

関西に住んでいた私が、わざわざ関東の
高田造園設計事務所でお世話になろうと
思いましたのも、高田親方のご活躍を
雑誌やインターネットを通して拝見させて頂き、
ぜひお近くで庭づくりや環境に対する見解や造作を
学ばせていただきたいと考えたからです。

今まで何年か造園業という業界に身を置いてきましたが、
その中で疑問に感じたことや、
木は枯れるのにどうしてそうなるのか分からない、
そしてそれをはっきりとお施主さんに原因を説明できない
自分にジレンマを感じていました。


高田親方は、私たち造園を経験してきた者からしましても
目から鱗の視点で樹木、自然、環境、土、
それをとりまく環境へアプローチされています。

ただ木を植えて、肥料をやって人が木や庭を管理する。
草刈りや草引きに追われて、業者を呼ぶ。
業者が管理する。
自然を掌握しようとする。

管理しきれずに木が枯れる。


本来庭とは何のためにあるのか。
なぜ人は木を身近に植えようとするのか。

そう考えると人は自然の中で育ってきて、
その中で人の営みを育んできたことに気づかされます。

そこには自然への畏敬や、感謝の気持ちも
持ち合わせていたように思います。

今もそのように考えておられる方もいらっしゃいますが、
世間では、自分たちの癒しのために木という小さな自然を身近におきたい、
自分たちのスペースに緑を取り入れたい、
人間ありきで自然を見ているのも事実です。

私自身この造園業に身を置いている立場でありますので
そこにもっと目を向けて自分の仕事として取り組んでいきたい、
そう思い高田造園設計事務所へ入社させていただきました。

わずか1週間という間でしたが、その間も親方の話を伺っていると
その考察の深さ、自然の読み方に勉強させられます。

これからお世話になる間、多くのことを学ばせていただき、
高田造園設計事務所を卒業する頃には少しでも親方の感覚に
自分が近づけるよう毎日努力してまいりたいと思います。

これからどうぞ皆様、よろしくお願いいたします。

投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | 記事URL

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