お知らせ

2015年5月25日 月曜日

「くにたちの風土 再生講座」のお知らせ

すがすがしい初夏の陽気が続き
足元もすっかり夏草に衣替え...
四季の移ろいを大地が教えてくれます

今を生きる私たちができる事、未来へ繋ぐべきもの
この時代だからこそ、こんな今だからこそ、命息づく環境についてみんなで学び、考えませんか

国立市谷保にある古民家、江戸時代から続く旧家「本田家」の一角
2009年秋、谷保の家再生プロジェクトにて命を吹き返した民家「やぼろじ」

日本の伝統的な佇まいに懐かしさを感じるここ「やぼろじ」にて、講師に矢野智徳氏を招き
くにたちの風土再生講座を開催いたします

◆日時:2015年6月7日(日)9:30〜18:00(19:30〜交流会)
    6月8日(月)9:00〜17:00 ※1日のみの参加可
◆講師:矢野智徳氏(杜の園芸代表)
◆場所:やぼろじ(国立市谷保5119)※駐車場はありません、JR南武線「谷保駅」周辺のコインパーキングをご利用ください やぼろじまでのアクセス
◆定員:30名(先着順)
◆持ち物:長靴、作業手袋、園芸スコップ(移植ごて)、ノコ鎌、作業服、寝袋(宿泊の方)

◆参加費:[各日] 3,000円(昼食付) [2日参加割引料金] 5,000円
[若者割引] 全て半額(学生および25歳以下)
<以下別途料金(ご希望の方のみ)>
[7日懇親会費] 1,500円(夕食代)
※宿泊をご希望の方は、お申込みの際にご相談ください。

※参加費は当日現金にてお支払いください。キャンセルの場合は3日前までにご連絡をお願いします。それ以降のキャンセルは、キャンセル料(代金の50%)が発生いたします。

◆申込方法:お名前、ご住所、電話番号、参加希望日、7日に参加を希望される方は、交流会の参加の有無、をご明記の上、下記宛にご連絡ください。

WAKUWORKS一級建築士事務所:event@wakuworks.jp
              tel. 042-505-7126 (代表:和久倫也)
    
高田造園設計事務所:info@takadazouen.com
        tel.043-228-5773 (担当:竹内)

杜の園芸:morinoengei@gmail.com (担当:矢野太智)
     
    
※前日まで募集していおりますが、定員になりしだい締め切らせていただきます
 キャンセル待ち等ありますので、お早めにご連絡ください


やぼろじワークショップ詳細はこちらをご覧ください
ご参加お待ちしております





投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | 記事URL

2015年5月 6日 水曜日

木々とともに成熟するもの

怒涛の日々の合間、家族と過ごす時間...
久々に会う姪っ子たちの成長は私たち家族にとっての1つの楽しみです

暖かくなるこの時期、彼女たちは遊びに来るなり、庭に一目散!
落ち葉を集め、おままごとをしたり、サッカーをしたり、芝でゴロゴロしたりと一生懸命
(相手する方も汗だくです)

7年前、我が家の庭で、中学生たちと共に部分的な植栽工事をしていただきました
(コナラ、ヤマザクラ、ヤマモミジなど)

当時4ⅿ~5ⅿ程度だった木々も潮風が吹き、日差しも強い環境の中7ⅿ~8ⅿまで大きくなりデッキいっぱいに心地よい木陰を広げてくれます



デッキいっぱいの木漏れ日
今日は外でお食事会...



庭ではしゃぐ子供たち...
空の青と木々の緑が気に入っているようです
この表情を見たら疲れもどこえやら、今日この時に感謝です


今回、ちっぽけだけど私たち家族にとって素敵な収穫が1つ、、
弟と姪っ子たちが打ち解けていたこと(末っ子長男、姉3人という環境で気を使いながら暮らす弟)
普段かたくなであまり自分のことを話さない彼がこの日初めて姪っ子とボール遊び、表情も緩んできたみたい...
(愛おしげに見ちゃう...)

前々から双方気になる存在だったようだけれど、今更ながら、ようやく家族としてまとまってきたようです


住まい、庭、住環境の成熟は、きっとそこに住む人々の心も明るい方へ、明るい方へと導いてくれる

少しずつ自然回帰していく庭、いつの間にやら野鳥の種類も増えました
ハトのつがいの羽休めの場にもなり、この空間が人だけのものでなくたくさんの生き物を許容していること、私達家族も嬉しく感じています

日々の何気ない幸せに改めて感謝する日となりました...










投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | 記事URL

2015年3月20日 金曜日

名古屋だがや

えーお客様のお宅に足を運ぶたびに自分の家を建ててみたくなるもんです。 
桜の花芽が今か今かと膨らんでおります、春がすぐそこまでやってきておりますのを、肌で感じる今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか、お久しぶりですぐんじです。

僕も高田造園に入社して間もなく1年が過ぎようとしていますが毎日猛烈な忙しさとともに、新鮮な時間を過ごしております。

さて最近の我々といいますと、怒涛の遠征現場の真っただ中であります。
静岡の三ヶ日の作庭現場もやりつつさらにそこから車で90分、愛知県は名古屋市N邸のお宅にやって参りました。
しかし天気は生憎の



雪景色ということでしたが、少しも寒くないわということで現場に到着するやいなや、既存の玄関前アプローチの解体工事からです。地元の協力業者のjinen gardenこと江川さん親子や山採りのスペシャリスト渡部さん等協力のもと着々と庭の景色が変わっていきます。




しかしこの庭にスコップをさしてみますと物凄い固い土壌、有機物のない微生物が暮し難いような土壌でした。

そこで、土壌改良です。微生物の働きにより土壌を団粒化する有機肥料や炭を混ぜ、そして酸素の少ない土に手入れで発生した剪定枝を敷き詰めて土を被せそこに木を植えていきます。

はじめは僕も理解するのに時間がかかりましたが、つまり大事なのは酸素だということことです。

間違っていたらまた勉強します。剪定枝を土の中に詰める事で、空間ができそこに空気が出入りします。そうすることで微生物の働きが活発になり有機物を分解して土の性質が変わっていき木の根が張りやすい土壌になっていくということだとおもいます。

ただ、枝に土を被せるとガスが発生し木の勢いを劣らせるということもあります、そこで登場しますのが、炭であります。炭にはそのガスを吸収する働きがあるそうです。
この炭には色々な働きがあるそうなんですが、詳しくはもっと勉強してから伝えたいと思います。
さらに縦穴を掘り竹筒をさしておけば、ガスが抜け空気も出はいりしますね。



高田造園ではこの炭が大活躍しておりまして、高田親方の手はいつも真っ黒くなっております。


庭を造るのが僕らの役目でありますが、庭という空間は直接地球の環境に繋がっているんだなとあらためて築かされております。




地元のみんさんの協力のもと5日間で完成となりました、名古屋の庭です。これからどのような表情を見せてくれるのか楽しみですね。




投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | 記事URL

2015年2月 8日 日曜日

もうすぐ春ですね

高田造園スタッフブログをご覧の皆様、遅れましたがあけましておめでとうございます。2015年も残すところあと11か月ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 去年の5月に入社して嵐のような毎日があれよあれよと過ぎていきます、僕です軍司です。

昨年千葉にやって参りまして、様々な人と出会い日々貴重な経験をさせていただいております。今年は去年よりも積極的に情熱的にアクションを起こしていきたいと思っております。みなさん今年も宜しくお願いします。

さて、正月休みがはるか昔の事のように感じます、高田造園は正月明けから植木畑で全力で動き動き回ります。コナラを中心とした樹木達を移植して根回しをしていきます。冬の間に一度堀上げる事で太い根を切り、その周辺から新しい細かい根を発達させておきます。そうする事でお客様のお宅に植栽するときによりその土地に健康に根付かせる事ができます。
高田造園から独立した文造園事務所の文さん、御弟子さんのジュンさんも応援に駆けつけてもらいながら、みんな冬でも汗を垂れ流しながら樹木を掘るは掘るは堀りまくりました。高田造園の強化月間だそうです。もはや高田道場でした。

そして現場にも参ります、初めて僕が行ったのは去年の6月の梅雨の時期だったとおもいます、世田谷にありますM様邸が完成しました。


等々力渓谷へ歩って行ける自然豊かな素晴らしい環境にありますこのM様邸は、僕の中でも愛着のある現場でした。
自分たちで型枠から作り、洗い出しで仕上げました版築の笠石や


そして洗い出し駐車場とアプローチ



と時間はかかってしまいましたが、手造りなものが時間とともに少しずつ表情を変えながら住む人の心をほっこり温めてくれる事でしょう。一旦はこれで完成ですが、樹木達も大きくなれば、土には草やコケが生えます。ここからどのような庭空間になっていくのか僕たちも楽しみにしたいと思います。M様ありがとうございました。

さて完成したしたからといってのんきな事は言ってられません、今進行中のお庭は鎌倉、相模原、三ケ日と次から次に待ってくれてます、お客様のもとへ今日も高田造園のトラックは走ります。そして近々名古屋入りするという噂を聞きつけました。まずは皆が無事に辿り着けることを願って今日はマウスをおきたいと思います。



投稿者 株式会社高田造園設計事務所 | 記事URL

2014年7月 4日 金曜日

お世話になっております。

はじめましてこんにちは、私5月から高田造園に入社しました軍司と申します。 みなさんからぐんちゃんそしてときにはぶんちゃんと呼ばれ、雰囲気はおじさんですが、中身はフレッシュな28歳の若造でございます。これからよろしくお願いいたします。
人生初のブログなので多少の文のお粗末さがあると思いますが、そこはご愛嬌とゆうことでよろしくお願いいたします。

さて、僕は今高田造園造園事務所の離れ小屋で生活させてもらっております。以前もブログで紹介されていましたが、この事務所そして離れ小屋はそれはもう雰囲気がとてもよく心のとても落ち着く空間になっております。
夜には近くの田んぼからカエルの泣き声が毎日聞こえてきます。


こういった田園風景は心が落ち着きます。おもわず叫びたくなりますよね、ふるさとーー
失礼しました。

そしてそして我々高田造園の畑の作物たちはといいますと、

はい雑草と共に元気にすくすく育っております。つい2週間前にこの畑の除草をしたんですがもうこのとうり伸びております。
この雑草とともに作物を育てる自然農法は農薬はもちろん使用せずに必要最低限の人をさしのべて育てていきます。

そして待望の収穫です

大根 じゃがいも なす ピーマンです
やはり自分たちで育てた作物は、見た目は様々ですがお店で販売されてる野菜たちとはまた違った魅力があります

僕も高田造園に来て自然の食というものにとても興味を持ち始めました。なのでこの作物たちも愛情をこめていただきたいとおもいます。まずはこの何とも豊満なフォルム大根からです。大胆に約1本半をお漬物にしてみました。とんでもない量になりましたが、ポリポリといいおとをさせながら毎日いただております。

生きていく上で食というものはなくてはならないものです。人も植物もどのような環境でどのような物を栄養にしているかでその美しさが内面から見た目となりあらわれると思います。健康なものは美しいです。

入社して早二か月が過ぎようとしていますが、毎日が勉強です。人から学びそして自然から学び健康的なお庭を造っていきたいと思っております。

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