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2014年9月14日 日曜日

タタタタキ

えー時が経つのは本当にはやいもんで、むさくるしい夏が過ぎ寂しいような嬉しいような気分ですが、もうすっかり秋の香りがしてまいりますがみなさんいかがお過ごしでしょうか? 
この夏を何とか乗り切り入社した5月から6キロも体重が落ちました、絶好調軍司達也です。
読書の秋、食欲の秋、向井千秋、食べ物が美味しくなる時期ですが、冬までに少しずつ肥えていこうと思っております。

秋といいますと、紅葉シーズンですね。落葉樹たちが冬眠りにつく前に私たちに色とりどりの景色を見せてくれます。いい季節がやってまいりました。


さて涼しくなり仕事もはかどります我々高田造園チームがこの日むかいますのは、新しくお庭を造らさせてもらいます、市川市の山小屋風の建物が素敵なお客様のお宅です。
まずは、なんといっても植栽です。コナラやモミジ、ヤマボウシ、アラカシ、シラカシなどの高木たちを植えていきます。二階建ての建物の屋根に届いてしまう程の背丈の物もあります。なのでクレーン車からだいぶはみ出てる樹木達を見て、施主様の奥様も大分驚かれていました。



主木となる高木たちを植えると大分庭の雰囲気が変わり始めますが、これからまだまだ植えていきます。

そして次の日に行いますのが、タイトルでもあります三和土です。メインの庭となります建物際の犬走にこの三和土(たたき)を用います。真砂土に石灰と苦汁を加えると固まる性質を活かした、セメントが無かった時代から用いられてきたものです。調湿性があり、冬は温度低下を抑え、暑い時期になると、涼しい地温が伝わり蓄冷して低温の冷放射面となり涼しい空間を造ってくれます。
土でできてますので環境にも良く、とてもエコジカルなんです。

がしかしいざ施工するとなるとこれがなかなかに大変なんですね。
まずは真砂土、石灰、苦汁をマゼラーという機械でまぜあわせます。

これがマゼラー君です。
分量をきちんと測りながら混ぜていきます。今回僕は竹内先輩とこの混ぜるチームでした。そしてきちんと混ざった事を確認していよいよ高田親方と椎名先輩が待ち受けるたたきチームへ運びます。

そして慎重にそしてダイナミックに地鏝と言われる道具を使って  パンパンパンっ タンタンタンっと一気にたたいてたたいてたたたたきあげていきます。
塩が貴重だった時代は、たたきをしてる人から溢れる汗を塩、苦汁として使っていたそうです。それほどに手間暇がかかるということですね。

確かにコンクリートを使えばもっと楽に施工できることでしょう、がしかしコンクリートは環境にも人にもあまりいい影響があるようにも思えません。何よりも愛がありません。触って見ればわかりますが冷たい無機質なものです。に比べて土や木は生き物ですから、呼吸をしています、触れてみても温もりがあります。愛を感じることができます。
自然にあるものを使う、それが造園の魅力であり面白いところです。

そして完成した三和土です。




苦労して造ったものにわ作り手も愛着がわきます。次第に苔がのったりと月日の経過とともに様々な表情を見せてくれる事でしょう。 
また完成しましたら報告したいと思います。